前菜と言えばサラダ、スープなどがすぐに浮かびます。
ウィーンに来られてレストランに入ってスープを頼む方も多いでしょう。
スープにもコンソメ風、クリームスープなど色々な種類があります。
季節のスープとしてアスパラガスのクリームスープ、かぼちゃのクリームスープ、ラムソンのクリームスープなどはこちらでは定番です。
今日はウィーンらしくないスープをちょっと紹介します。
こちらはきゅうりの冷製スープです。
"GURKEN-DILL-KALTSCHALE"・・・グルケン・ディル・カルトシャーレとして提供されています。
DILLとはイノンド、セリ科の一年草で特有の香りがあります。
スープの中に見られる四角い物は凍っているきゅうりです。
これにバターミルク、ザクロで味付けされています。
ウィーンらしいスープではありませんが、たまに食べたくなる味です。
これは美術史博物館のカフェで提供されています。
絵画を見た後の疲れによく合うと思います。