ウィーンの街は今でもかつての帝国の都であった面影を残し、荘厳な建造物が建ち並ぶ、緑豊かな洗練された美しい街です
それもハプスブルグ家というヨーロッパで一番長く続いた王朝の居城がこの街にあり、そしてそのハプスブルグ家の下にかなりにわたって神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号が置かれていたことで、様々な人たちがこの帝国の都に集まって来ました。
そこでウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥深い街となったわけです。
ウィーンは様々な角度から楽しめる街です。
前回の数字で見るウィーン市あれこれが好評を頂きましたので今日はその続編です。
2008年~2018年の人口増加率 | 13% (ミュンヘン11%、ブダペスト2.8%) |
初婚の平均年齢 | 男性32歳 女性30歳 |
最初の子供が生まれる平均年齢 | 29.9歳 (1987年は25.4歳) |
双子以上が生まれる割合 | 3.1% |
人気ある名前 |
男性 Maxmilian,Alexaner,David 女性 Sophia,Sara,Anna |
人口密度 | 1ヘクタール(100m x 100m) 46人 |
人口密度が一番多い区と一番少ない区 |
5区(257.4人/1ha)、 13区(14.3人/1ha) |
住居に利用されている土地面積の割合 | ウィーン全体 25.4% (2区14.5%、8区60.9%) |
1人当たりの平均居住空間面積 | 35m² |
1世帯の平均居住者数 | 2.07人 |
この統計はウィーン市2019年の統計によるものです。
人口密度が一番多いのはウィーン5区、少ないのは13区ですね。
また住居に利用されている土地面積が2区が一番少ないですが、これはプラター公園という大きな緑が存在しているからでしょう。
ウィーンは23区で分けられた広い街です。
全人口1.897.491人のうちで約70%が地元オーストリア人、約30%が外国人ということになります。
国籍数も180と世界各国からの人がウィーンに移り住んでいます。
国際色豊かな街です。
このようなデータを改めて見ると非常に興味深いのでまた近いうちにその3をまとめてみたいと思います。