早いもので8月ももうすぐ終わりですね。
何となく秋の訪れを感じるウィーンです。
今年は8月30日が日曜日なのでその翌週も休暇ととなり、学校は9月7日から始まります。
現時点では感染対策を施しながら通常通りということになっています。
さて、今日は知られざる美しい中庭風景シリーズです。
前回の知られざる美しい中庭風景82ではウィーンから取り上げましたが、今回は郊外です。
こちらはちょっと高い所から中庭空間を見下ろしています。
芝生の間に遊歩道的なものが見られ、木も植えられている閑静な空間です。
ここは5の建物がこの中庭空間を共有していて、写真では見えませんが右奥にはまた別の中庭があります。
この場所はどこだかわかりますか?
画面奥には教会を思わせる2本の塔が見えていますが、奥の塔は教会ではなくSteinertorです。
Steinertorはクレムスのシンボルてすね。
手前の塔はかつてのドミニコ修道会の付属教会です。
この場所は街のちょっと小高い所にあるPiaristen教会界隈から眺めています。
こちらも最初の写真と同様、高い所から見ていますがクレムスではありません。
石畳が綺麗に敷かれ、ルネッサンス様式の美しいアーチ構造の建物が印象的です。この建物の2階のアーチの所にはたくさんの鉢が置かれています。
この中庭空間は5つの建物が共有してい情緒があります。
ここはクレムスの隣にあるシュタインで、クレムス同様に歴史ある中世の色合いが濃く残っている美しい街です。
この街のFrauenberg教会から見下ろしていますが、この空間はRathausplatzから入ることができます。
ヴァッハウ渓谷のちょっと日陰的な存在感がありますが、個人的にクレムスもシュタインも大好きな街で、よくぶらぶら歩きをしています。
どちらも美しい街でお勧めです。