こちらはトイレが有料であるということはよくあります。
最近ではツアーのお客様からでもトイレは有料ですか?という質問をよく受けますので、こちらでの有料トイレの習慣は当たり前となっているようです。
ウィーンにある有料トイレはどこもたいてい0.50ユーロ(50セント)です。
係がちゃんといてお釣りをくれる所もあれば、自販機があって自分で支払うトイレもあります。
有料トイレの場合は通常、係が定期的に清掃しますからウィーンの場合はそこそこ清潔である場合が多いです。
日本でトイレが有料である所はあまりないでしょうから、それが当たり前だと生理現象であるトイレにお金を払うのは少しでもやだという方もいらっしゃるでしょうが、人のために清掃してくれる人への感謝の気持ちと考えれば納得はいきます。
さて、今日はめちゃくちゃ高い公衆トイレをちょっと紹介します。
こちらはオーストリアとハンガリーの国境付近にある、ハンガリー側のちょっとしたレストランです。
レストランと言っても、ファミレスのようなものとは違い、ちょっとしたレストハウスです。
以前国境での出入国審査が終わって、トイレに行ったり、ハンガリーフォリントに両替したり、少しホッとする空間として利用していましたが、シェンゲン条約のお陰でパスポート審査が無くなりましたので、通過するだけになりました。
それでもウィーンからブダペスト方面に行く時に1時間強走って来るので、ここでトイレ休憩を少しするという団体ツアーは多いでしょう。
ここのレストハウスのトイレはウィーンの倍、何と1ユーロも取られます。
右がレストハウス内にあるトイレの入口です。
御覧のようにトイレを利用する場合は200フォリントか1ユーロです。
トイレの入口に入ると係がいるのでお釣りもくれますが、1ユーロは高すぎます。
200フォリントはだいたい0.57ユーロ(57セント・・・今日のレートです)ぐらいですからね。
両替の手数料も取っているということでしょうか。
ウィーンの倍です!
右上の写真はその中にさらに回転バーが設置されていて、それを通過すると洗面コーナー、そしてきの扉の多くにトイレのスペースです。
写真だとそこそこ綺麗に見えますが、ハンガリー・・・かつての共産圏ですからそんなに清潔ではありません。
この界隈ではここしかトイレがないですから仕方ありませんが・・・。
30人の団体ツアーで、全員が入ってユーロで払えば30ユーロですね。
オーストリアのハルシュタットのトイレが1ユーロになったということをかなり前に聞きましたが、ハンガリーで1ユーロは高すぎます。