日中の気温が25℃前後と気持ちのいい8月後半です。
夏なのですが、しかし自然を見ていると秋の訪れを少しずつ感じます。
日もだいぶ短くなってきていますね。
さて、ウィーンの街は今でもかつての帝国の都であった面影を残し、荘厳な建造物が建ち並ぶ、緑豊かな洗練された美しい街です
それもハプスブルグ家というヨーロッパで一番長く続いた王朝の居城がこの街にあり、そしてそのハプスブルグ家の下にかなりにわたって神聖ローマ帝国の皇帝やローマ王の称号が置かれていたことで、様々な人たちがこの帝国の都に集まって来ました。
そこでウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したとても奥深い街となったわけです。
ウィーンは様々な角度から楽しめる街です。
だいぶ前にウィーン市の概要やウィーンは意外と広いこと、ウィーン市の人口統計などを紹介していますが、ここでまたウィーン市についてのデータを少しまとめてみます。
人口 (2020年1月1日現在) | 1.911.191人 |
男女の割合 | 男性48.7% 女性51.3% |
ここ10年の人口増加率 | 217.356人の増加 (+12.9%) |
出生と死亡 (2019年) | 出生20.038人 死亡16.887人 |
平均寿命 | 男性78.4歳 女性82.9歳 |
国籍 | オーストリア国籍69.8% |
外国人 | EU 国籍13.1% EU以外17.1% 180ヵ国の国籍数 |
ウィーンに移民した数 | 88.535人 |
ウィーンから出て行った数 | 82.856人 |
移民国籍ベスト3 | シリア+23.337人 ルーマニア+18.550人 ドイツ+17.669人 |
この統計はウィーン市2019年の統計によるものです。
ウィーンは23区で分けられたかなり広い街です。
全人口1.897.491人のうちで約70%が地元オーストリア人、約30%が外国人ということになります。
国籍数も180と世界各国からの人がウィーンに移り住んでいます。
ウィーンは国連都市があることも大きいですが、ハプスブルグ帝国時代からもともと多民族国家でしたので、その流れが受け継がれていると言えるでしょう。
このようなデータを改めて見ると非常に興味深いので、シリーズにしてまとめてみようと思います。