夏真っ最中のウィーン・・・Urlaub・・・休暇シーズンです。
新型コロナウィルスの存在すらあまり感じない開放的な空気が色々な所に見られます。
しかし今年は6月20日23:44が夏至でしたが、すでに日が短くなっていくことを考えると寂しい気がします。
さて、今日は知られざる美しい中庭シリーズです。
前回の知られざる美しい中庭81ではウィーン国立音大を取り上げましたが、今回は一般的な中庭です。
こちらはウィーン旧市街Tuchlauben17番地の中庭空間です。
石畳が敷き詰められた細長い路地のような中庭空間で。奥の建物の色がちょっと個性があり、ちょっとした模様が施された大きなアーチ構造になっています。
これはWohnhaus "Zum Sommer"という1784年に建てられ、シューベルトの友人でピアニストでもあったJoseph von Gahyが生まれた場所でもあります。
Tuchlaubenはいつも多くの人が歩き、車も一部通りますが、一歩入っただけでそんなことは全く感じさせないとても閑静な中庭空間です。
こちらはウィーン5区の住宅街一角にある中庭空間です。
ちょっと普通の中庭と違い、公園のようになっていますね。
この中庭は幼稚園"Wiener Kinderstube"の中庭です。
幼稚園自体は入口から入って、更に奥にある建物の3階にあり、外からは全く見ることができません。
その幼稚園のすぐ下にこのような幼稚園専用の中庭があります。
集合住宅が多く建ち並んでいる随所に外からは全くわからない別世界の中庭空間があるのが素敵です。