今年は6月13日に日中の気温が初めて30℃を越えましたが、今日までを振り返ると過ごし易い夏と言えるでしょうか。
日中30℃を越えた日は今日までで7日だけ、大気の流れが不安定な日が多く雨マークがよく見られます。
オーストリアは休暇シーズン真っ最中ですが、今年は地元オーストリアで休暇を過ごす方が多くなっています。
うちも人が集まる所はもちろん避けて、自然が楽しめる所によく出かけています。
そのひとつであるうちのお気に入りの散策スポットのひつであるHagenbachklammに最近また行って来ました。
Hagenbachklamm (ハーゲンバッハクラム)はウィーンから車で北北西に約30km離れた所に位置し、KlosterneuburgとSt. Andrä-Wördernの間に広がるウィーンの森の中にある"Naturpark Eichenhain"という自然公園です。
Naturpark Eichenhainは広さ約3.850haもあり、Hganebachkalmmはその一角にあり、ここの名前にもなっているHagenbachという川に沿った片道3km程のハイキングコースです。
Klammとはドイツ語で渓谷ですのでHagenbach渓谷です。
ちなみにオーストリアは国内には48箇所のNaturpark (自然公園)があり、VNÖ (Verband der Naturparke Österreichs) ---オーストリア自然公園連盟が中心になって管理しています。
コース内には11個の木の橋が架かっていて、手軽に川の中に入ることもできます。
休憩用のベンチも置かれ、また子供達が遊べる遊び場もコース内に作られています。
時として、川を下に眺めながら細い道を歩く場所もありますが、全体的によく整備され、とても気持ちよく森歩きと自然を楽しむことができます。
ウィーンの森のちょっとした渓谷地です。
橋もとても情緒がありますね。
オーストリアでのハイキングコースを示す標が多く見られます。
この日7月6日のウィーンは日中30℃を越えた暑い日でしたが、ここは予想通り涼しかったですね。
ここは1周するハイキングコースではなく、前述したように片道3kmと通り抜けるスタイルですので、入口が2ヵ所あるわけです。
どちらからでもハイキングコースに入れるようになっていますが車で行った場合、どちらかの駐車場に止めて歩きますので反対側に着いたらまた同じルートで戻って来る必要があります。
それでも飽きることは全くありません。
途中で別のハイキングコースに入ることもできます。
川の水も綺麗で、川のせせらぎが暑さを忘れさせてくれます。
非常に心地いいです。
うちがここに来ると、単純に往復する、または川の横にベンチが置かれている所まで歩いて、また戻ったり、家族をどちらかで降ろして私が車で反対方向へ行き、そこから歩いて家族と途中で落ち合いそのまま車で帰るというパターン・・・などその時の気分と時間で決めて楽しんでいます。
片道3km程ですから往復したら6kmぐらいです。
たいていここの遊び場でくつろぐことも多いです。
この時は知り合いの家族と一緒に歩きました。
手軽に自然を楽しめる所が郊外には数えきれない程あるオーストリアです。