オーストリアではイースター明けの4月14日から400平米までの小規模店舗,ホームセンター及び園芸用品店の営業が許可され、5月1日からは全ての店舗,ショッピングセンター,理髪店の営業も再開、そして5月15日からはレストラン、カフェも再開し、シェーンブルン宮殿や王宮もオープンしてい、5月29日からホテルも営業も再開、30日から美術史博物館もオープンしています。
ガイド業務としては5月1日より可能となっておりましたが、5月29日より団体ツアーの皆様にも御案内することができるようになっております。
また6月4日より隣国からの入国時の検査及び自己隔離措置をイタリアを除き以降停止することも発表され、6月6日にはオーストリア政府からの新型ウィルスに関しての統計その2を、また一昨日はオーストリア入国に関しての新しい情報をお伝えしました。
今日からマスク着用義務が緩和されることについてお知らせします。
6月15日(月)からマスク着用義務が緩和されますが全ての場所でということではありません。
公共交通機関等については引き続き着用義務が課せられています。
以下御覧下さい。
(1)6月15日から,マスク着用義務を以下の3つの場所に限定されます。
● 公共交通機関
● 薬局を含む保健関連施設
● 1メートルの最低距離を確保できないサービス業(理髪店等)
(2)飲食店の店員には引き続きマスク着用義務がある。また,多くの人が密集する場所では引き続きマスクの着用を切に要請する。
(3)同様に15日から,飲食店の営業可能時間が23時から深夜1時までに引き延ばされる。
また,1席につき4人までの着席人数制限を撤廃する。ただし引き続きテーブル間は1メートルの距離をあける。
(4)(ナイトクラブ等の)深夜営業の飲食店における規制緩和については今後,該当する業界の支援のための意見交換を行う。
こちらでは本来マスクをする習慣はないですから、規制が緩和されると同時にマスクを着用しない人は増えてくると思いますが、オーストリア政府は人が集まる所ではマスク着用を切に要望しています。
4月中旬以降、2カ月近く新型コロナの新たな感染が確認されていなかった北京では新たに79人に増えています。
「第2波」が起きないためにも個人個人しっかり自覚して行動していきたいと思います。