3月16日から,生活必需品店等の例外を除き,店舗は閉店を余儀なくされましたね。
その時例外となったのは,食料品店,薬局,ドラッグストア,郵便局,銀行の他,タバコスタンド,ガソリンスタンドや動物飼料店等。また,医療製品・医薬品や,保安・緊急時用品,整備機材を扱う業者も対象外となりました。公共交通機関は従来通り運行、4月6日(月)から,食料品店入店時に鼻と口を覆うマスク着用を義務づけられました。
オーストリアは欧州の諸外国と比較して早い段階に厳格な感染拡大防止策を実施したことにより,他国より早く危機から脱却できるだろうとの認識を示し、イースター明けの4月14日から400平米までの小規模店舗,ホームセンター及び園芸用品店の営業が許可され、5月1日からは全ての店舗,ショッピングセンター,理髪店の営業も再開、そして5月15日からはレストラン、カフェも再開し、シェーンブルン宮殿や王宮もオープンしています。
ガイド業務としては5月1日より可能となっておりましたが、本日5月29日より団体ツアーの皆様にも御案内することができるようになりました。
それまでのグループの人数が9名でガイドが1名の計10名でという規制は無くなり、100名までの御案内が可能となりました。
一般団体ツアーの場合、ひとつのグループが多くても40名前後、シェーンブルン宮殿の内部観光でもひとつのグループがガイドを入れて41名と決められていますので、日本の状況が緩和されればウィーン、オーストリアではいつでも皆様に御案内することが可能です。
外での徒歩可能の場合は・・・
●マスク着用は義務ではありませんが推奨
●他人との距離を最低1mは確保すること
博物館、教会などの内部観光の場合は・・・
●現段階では1人10m²の確保 (これについてはまもなく改善されると思います)
ひとつの団体ツアーに参加している全てのお客様は、こちらでいう同じ空間で生活を共にする家族と同様の扱いとなります。
移動で利用する大型バスについては、こちらの公共交通機関と同様の扱いとなり、乗降時、バスの中ではマスク着用が義務付けられています。
クルーズ船などのオープンエアエリアは他人との距離確保が適用されます。
ホテルも今日から営業を再開します。
日本も緊急事態宣言が解除されましたね。
こちらでは日本より早く経済が動き始めていますが、第2次波が来ないよう、引き続き個人レベルでしっかり意識して行動して行きたいと思います。