3月16日から，生活必需品店等の例外を除き店舗は閉店となっていましたが、イースター明けの4月14日から400平米までの小規模店舗，ホームセンター及び園芸用品店の営業が許可され、5月1日からは全ての店舗，ショッピングセンター，理髪店の営業も再開されています。
徐々に拡大防止規制が緩和されていき、社会が普通に戻り始めています。
や外出規制緩和について、また5月3日からウィーン国際空港でPCR検査が可能になったこと、店舗再開後のウィーンの街の様子、ナッシュマルクトの様子などをお伝えしました。
ぶらぶら街を歩いていると多くの地元の人が距離を保ちながら街の空気を楽しんでる光景に出会います。
こちらは街を散策している時に通りかかったアイス屋さんです。
ウィーンに詳しい方であればこれを見ただけでどこのアイス屋さんか一目瞭然でしょう。
そうです、グラーベンのJulius Meinlの入口の所に入っているZanoni & Zanoniです。
ここはAm Lugeck7番地の方がテラスがあって陽気のいい時には多くの人で賑わっていて、よく知られているかもしれません。
こちらはアイスサロンというよりも持ち帰りが主流なので、Tüteと言われるコーンやカップに盛られます。
行列ができていることが多いこのアイス屋さんですが、この時でもアイスを心待ちにしていた地元の方がマスク着用と共に距離を保ちながら並んでいます。
春から秋の始めまでウィーンの色々な所にあるアイスサロンは、ウィーンの食文化の一部と言っても過言ではないぐらい生活に浸透していると思います。
私もここに限らず、シーズン中はアイスを食べながら街をぶらぶら歩いています。
ちなみにZanoni & ZanoniのLuciano Zanoniさんはイタリア北部Riva del Gardaの出身で、両親が農家を営んでいます。
ウィーンでは1971年から家族と共に店を始めて、こだわりがあって質のいいアイスを今でも提供し続けています。
