5月に入ってから新型コロナウィルスに関するオーストリアでの統計や外出規制緩和について、また5月3日からウィーン国際空港でPCR検査が可能になったことなどを掲載しました。
人出も多くなり、人々の笑い声もよく聞かれ、社会が普通に戻り始めています。
一昨日5月15日より、シェーンブルン宮殿、王宮(シシィ博物館、皇帝の部屋、銀器博物館)、カフェ、レストランが再開しています。
昨日は買い物もしなければいけなかったので、街中をぶらぶら歩きながらハイナーに行って来ました。
ウィーンこぼれ話を訪問して頂いている皆様はすでに御存知の通り、ハイナーは常連で自分の行きつけのカフェです。
3月16以降、他の店舗同様にハイナーもカフェコーナーは閉店していました。
今まで仕事の帰りなどに気軽に寄ってくつろぐことが全くできなくなり、日に日にメランジェやトルテが恋しくなっていきました。
日本に一時帰国した時もそうなんですがウィーンのメランジェはなぜか飲みたくなるんですよね。
昨日は土曜日だったので、中心界隈に車を停めてちょっと散策をしました。
それなりに人出はありましたね。
マスクをしてない人の方が多くなっています。
さて、右の写真はケルントナー通りにあるハイナーのテラスです。
ここの店員さんは"Garten"とよく呼んでいます。
いつものように多くの人が座っているわけではありません。
かなり間隔を空けてまばらにお客さんがいますね。
もしテラスに友達がいたらここに座ろうと思いましたが、店内に足を運びました。
お客さんは店に入る時から自分が座るテーブルにつくまではマスク着用が義務付けられています。
ここのハイナーは1階の入口界隈にもテーブルがいくつかあって、常連さんがいつも座っているのですが、このエリアは18日より再開するということでした。
階段を上がっていつものように2階に行きました。
2ヵ月もここに来なかったのは自分にとっては嘘のようです。
2階のガラス扉を開けると、すぐに知り合いの店員さんが喜んで迎えてくれました。
でも言葉と顔の表情だけ・・・握手やBussiはだめです。
12時少し前の普段であれば混雑している時ですが、まだオープン2日目ということもあってお客さんもまばらでした。
店員さんは全てマスク着用義務ですが、私達はテーブルについたらマスクを外すことができます。
お客さんそれぞれも他人との距離を意識していますが、もちろん店も配慮しています。
僕は知り合いの店員さんが担当するコーナーに腰掛けました。
このエリアはしばらく誰も来ませんでしたが、後にベビーカーを押している地元のお母さんとその友達が席に着きました。
ショーケースを見ましたが、いつものラインナップよりはかなり少なめでした。
メランジェを飲むこと、知り合いの店員さんとも話がしたかったことや自分が少しでもハイナーに売り上げとして貢献できることが目的だったので仮にトルテがなかったとしても問題なかったです。
友達は残念ながら休みだったのですが、他の人と近況報告し合うことができ、楽しいひと時でした。
同時に久しぶりに飲んだメランジェもいつもと変わらないウィーンの味でした。