2020年5月1日、本日からオーストリアにおいてガイド業務を再開できることとなりました。
3月16日から,生活必需品店等の例外を除き店舗は閉店となっていましたが、イースター明けの4月14日から400平米までの小規模店舗,ホームセンター及び園芸用品店の営業が許可され、5月1日の今日からは全ての店舗,ショッピングセンター,理髪店の営業も許可されることとなりました。
状況が好転していることから、徐々に拡大防止規制が緩和されていき、社会が普通に戻り始めていて、開放感が漂う、そして人々の明るさがそこらじゅうに見られるウィーンの街の空気です。
しかし、もちろん気を緩めてはいけません。
本日よりオーストリア国家公認ガイドとして再び皆さんに御案内できる嬉しい知らせがオーストリア政府から発表されました。
拡大防止政策が徐々に緩和されているので、現時点では以下のような条件が伴います。
1.
外にある公共の場所では、家族以外の人とは最低1mの距離を確保すること
2.
博物館などの室内では、家族以外の人とは最低1mの距離を確保し、口、鼻を覆うマスク着用が義務
3.
公共交通機関、観光バスなど多くの人がいる乗り物では、家族以外の人とは最低1mの距離を確保し、口、鼻を覆うマスク着用が義務、乗降時1m確保が難しい場合は例外とする
4.
ひとつのグループにおいてお客様の人数はガイドを入れて現時点では10名まで、つまりお客様は9名まで
5.
人が集まるものとして、事前に決められた集会、娯楽的な集まり、精神、肉体の鍛錬、文化的イベント、スポーツイベント、結婚式、ロケ撮影、展示会、会議が該当
6.
告別式は30人まで
7.
人が集まる場所では、外の場合、家族以外の人とは最低1mの距離を確保すること、室内ではさらに口、鼻を覆うマスク着用が義務
シェーンブルン宮殿、シシィ博物館、皇帝の部屋、銀器博物館は5月15日からオープンが決まり、入場が可能となります。
日本はゴールデンウィーク真っ只中ですが、例年とは違う自宅待機を呼びかける異例な空気となっていますが、
ウィルスの感染拡大はウィルス自身ではなく、人間が感染させているので、1人1人がしっかり自覚して行動すれば、結果的に自分、家族を守り、感染拡大は抑えられると思います。
引き続き健康に留意して乗り切りましょう。
そして1日も早く、このウィーンで皆様にお会いできることを楽しみにしております。