知られざる美しい中庭風景 79

日中の気温が20℃を越えて、半袖でも気持ちいい日が続いています。

ウィルス拡大防止規制が徐々に緩和されていることから、より開放感を感じるウィーンの街です。

しかし、世論では半数近くの人が、全ての店舗再開や学校再開などは早いと思っているようです。

感染者数は減少してはいますが、ゼロにはなっておりませんので、油断は厳禁です。

 

さて、今日は知られざる美しい中庭風景シリーズです。

前回の知られざる美しい中庭風景78ではウィーンの郊外とアウトレットを取り上げました。

 


 

こちらはまるでどこかの公園のように見えますが中庭空間のひとつです。

ここはかなり広いので写真は2枚共同じ中庭空間です。

これだけ見てると中庭空間と言うよりも、個人宅の庭のような雰囲気です。

芝生、花、くつろぐチェアなどが置かれています。

ここはウィーン19区のSaarplatz19番地で、1階に電気技術屋さんが入っている集合住宅で、Ferdinand von Saar (1853 - 1906)というオーストリアの詩人に因んだ通りの名前です。

この区画は大きな長方形的空間で、3方向が道路に囲まれていて、残りの1辺にはÖBBのS45が走っています。

集合住宅でもこのような中庭空間があるのは素敵で心が和みます。

 

ウィーンは森の都とも形容される通り、緑豊かな街ですが、外を普通に歩いているだけでは見ることができない隠れた所にも豊かな緑が多くあります。

 

 

 

 

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