ウィーンによく見られるこの時期の花 296(ライラック)

ウィーンは日中20℃前後で青空が広がる気持ちのいい日が毎日続いています。

同時にウィルス拡大防止対策も徐々に緩和され、開放的な空気を感じるようになりました。

このまま収束に向かって欲しいと思います。

 

そんな状況とは全く関係なく自然は季節を感じさせてくれます。

今年は花の咲き始めが半月ぐらい、花によってはひと月ぐらい早いです。

さて、今日もウィーンの至る所で見られるこの時期の花ですが

 

こちらはドイツ語では

Flieder (フリーダー)、

学名ではSyringa vulgaris、

日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

 

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

 

こちらは2019年4月21日17:00頃、うちの近所で撮影しました。

 

 


 

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

ライラックは20~25種類程あるそうです。

 

左上は2020年4月22日10:50撮影、うちの庭に咲いている紫のライラック、

右上は2020年4月21日16:40頃の撮影、うちのそばに咲いている白のライラックです。

 

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、白のライラックを好きな方も多いようです。

 

 

上の写真はうちの庭に咲いているライラックです。

今年もとても大きく、美しい色で数多く咲きました。

 

2020年4月21日14:30頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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