ウィーンは日中20℃前後で青空が広がる気持ちのいい日が毎日続いています。
同時にウィルス拡大防止対策も徐々に緩和され、開放的な空気を感じるようになりました。
このまま収束に向かって欲しいと思います。
そんな状況とは全く関係なく自然は季節を感じさせてくれます。
今年は花の咲き始めが半月ぐらい、花によってはひと月ぐらい早いです。
さて、今日もウィーンの至る所で見られるこの時期の花ですが
こちらはドイツ語では
Flieder (フリーダー)、
学名ではSyringa vulgaris、
日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。
モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。
1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。
日本には明治中期に入って来たそうです。
こちらは2019年4月21日17:00頃、うちの近所で撮影しました。
高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。
開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。
ライラックは20~25種類程あるそうです。
左上は2020年4月22日10:50撮影、うちの庭に咲いている紫のライラック、
右上は2020年4月21日16:40頃の撮影、うちのそばに咲いている白のライラックです。
ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、白のライラックを好きな方も多いようです。
上の写真はうちの庭に咲いているライラックです。
今年もとても大きく、美しい色で数多く咲きました。
2020年4月21日14:30頃の撮影です。