早いもので4月も後半です。
4月14日から400m²以下の店舗も条件付きで営業を再開し、徐々に通常の生活の戻りつつあるような空気を感じるウィーンです。
街の雰囲気を見ていると気の緩みを何となく感じますが、油断せず引き続き気を引き締めて2次感染しないように気をつけて頂きたいですね。
さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル78では旧市街の建物の中庭的空間とブルク劇場を取り上げましたが、今回はいわゆる珍しいアングルとはちょっと違います。
こちらは入口の門のように見えますが、よく見ると奥には斜めに階段があります。
正面には扉があります。
ヨーロッパに住んでいる人は別に珍しいことはないと思いますが、これはエレベーターの入口です。
エレベーターの周りを階段がぐるぐる伸びているわけですね。
どこからでもエレベーターを見ることができます。
このような構造は100年ちょっと前の建物に多く見られますが、ここは外からの光が印象的で洗練されたデザインになっています。
1905~1907年にLudwig Baumannによって建てられたセッセッション的ユーゲントシュティールで、オーストリア連邦産業院の建物です。
こちらは教会であることがわかりますね。
そうです、ウィーンの中心に立つシュテファン大聖堂です。
写真はサイズを小さくしただけで、後は何も加工していません。
これは夏のある日の午前9:30頃ですが、何とも言えないブルーライトの演出がされています。ずっと奥にある主祭壇はブルーライトが施されてないですね。
ここに入った瞬間、いつもとは全く違う雰囲気を感じました。
ゴシック様式がこのブルーライトのお陰でとても映えて、ここが何か地球上ではなく天界にあるようなそんな雰囲気です。