ウィーンのちょっと珍しいアングル 79

早いもので4月も後半です。

4月14日から400m²以下の店舗も条件付きで営業を再開し、徐々に通常の生活の戻りつつあるような空気を感じるウィーンです。

街の雰囲気を見ていると気の緩みを何となく感じますが、油断せず引き続き気を引き締めて2次感染しないように気をつけて頂きたいですね。

 

さて、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル78では旧市街の建物の中庭的空間とブルク劇場を取り上げましたが、今回はいわゆる珍しいアングルとはちょっと違います。

 

こちらは入口の門のように見えますが、よく見ると奥には斜めに階段があります。

正面には扉があります。

ヨーロッパに住んでいる人は別に珍しいことはないと思いますが、これはエレベーターの入口です。

エレベーターの周りを階段がぐるぐる伸びているわけですね。

どこからでもエレベーターを見ることができます。

このような構造は100年ちょっと前の建物に多く見られますが、ここは外からの光が印象的で洗練されたデザインになっています。

1905~1907年にLudwig Baumannによって建てられたセッセッション的ユーゲントシュティールで、オーストリア連邦産業院の建物です。

 


こちらは教会であることがわかりますね。

そうです、ウィーンの中心に立つシュテファン大聖堂です。

写真はサイズを小さくしただけで、後は何も加工していません。

これは夏のある日の午前9:30頃ですが、何とも言えないブルーライトの演出がされています。ずっと奥にある主祭壇はブルーライトが施されてないですね。

ここに入った瞬間、いつもとは全く違う雰囲気を感じました。

ゴシック様式がこのブルーライトのお陰でとても映えて、ここが何か地球上ではなく天界にあるようなそんな雰囲気です。

 

 

 

 

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