復活祭が過ぎた今週、朝の気温が5℃前後というウィーンで、火曜日は日中7℃ぐらいと寒く風も強い日でした
今日も朝6:00の気温がうちの温度計ではちょうど0℃を示していました。
せっかくこの時期咲いている花にもダメージを与えてしまいます。
天気予報を見ると今日は日中17℃ぐらい、昨日より10℃も高く、木曜日からは20℃を越えそうです。
昨日から400m²以下の店舗は条件付きで営業を再開しています。
個人的にはまだ早いと思っていますがどうでしょうか。
さて、今日もこの時期の花を話題にします。
こちらはドイツ語でSauerkirsche(サウワーキルシェ)、
オーストリアではWeichsel(ヴァイヒセル)、
学名ではPrunus cerasus、
日本語ではスミミザクラです。
バラ科、サクラ属でセイヨウミザクラに近いと考えられているようです。
バラ科 はバラ目に属する植物の科の一つで、およそ90属2500種を含むということです。
セイヨウミザクラはドイツ語ではVogelkirsche、英語だとWild Cherry、学名はPrunus aviumで、いわゆるサクランボの多くがこの種に由来するということです。
スミミザクラの方がセイヨウミザクラの比べて果実の酸味が強く、料理などにもよく使われます。
実はいわゆるサクランボで、もっと後に登場しますが、直径1.5cm~2cmぐらいで黒に近い赤い色をしています。
この時期は大量に白い花は咲かせ、遠くからでもよく目立ち、すぐにサクラだろうと想像できます。
ヨーロッパや南西アジアに自生し、北半球の多くの所で果樹として植えられています。
高さ1m~10m、花の色は白で直径2cm~2.5cmぐらいでしょうか。
セイヨウミザクラよりも小柄で、枝はたくさんあり、茎は短めです。
写真はうちの庭に咲いているWeichselで、1枚目と左上は2020年4月13日11:10頃、
右上は2020年4月11日9:20頃の撮影です。
うちでは毎年実をそのまま食べたり、ジャムにすることが多いです。