今日から夏時間となりました。
日本との時差は7時間となるわけです。
先週の金曜日までは春の暖かさで、半袖で自転車に乗っても気持ちいい陽気でした。
しかし、土曜日から気温が下がり日曜日は朝方-1℃、月曜日は-3℃となりました。
冬のぶり返しです。
でも昨日、一昨日とまたはるの陽気となりました。
今年の冬は日中にはほとんどマイナスになっていませんし、雪も3回しかふっていない暖冬の印象があります。
実際今年だけでなく冬は年々暖かくなっている気がします。
自然を見ていると花がかなり早く咲き始めています。
今日はこの時期どこでも見られる花です。
こちらはドイツ語では
Forsythie (フォルスィティエ),
Goldglöckchen (ゴルトグレックヒェン)
と呼ばれています。
学名ではForsythia、特にこちらで頻繁に見られるのはForsythia × intermediaでしょうか。
日本語ではレンギョウです。
モクセイ科レンギョウ属の樹木です。
そういう意味ではアイノコレンギョウと言ってもいいかもしれません。
濃い黄色の花で、遠くから見てもハッキリわかります。
開花時期は3月~4月で、花は4cmぐらいまで、花びらが4枚ありかなり濃い黄色です。
ウィーンの街中では今年、2月後半にはすでにレンギョウが咲いている所がありました。
原産は中国で、日本には300年ほど前に薬用として入って来たようです。
写真で見られるようにかなり密集して上に向かって伸びて行き、高さは2~5mぐらいになります。
レンギョウ属の原種はアジアに6種とヨーロッパに1種、また園芸用に交配された雑種もあるそうです。
この時期の春を告げる花として、街中の公園、道路沿い、庭など、多く植えられていて至る所に見ることができます。
写真は2枚共、2020年3月19日16:15頃 Bisamberg のMagdalenenhofで撮影しました。