ちょうど1週間前の金曜日までは日中20℃を少し超えて半袖でも気持ち良かった陽気でしたが、次の日から気温が下がり、週末は冬がぶり返し、朝方はマイナス3℃とかなり冷え込みすでに咲き始めていた花などに影響を与えました。
今年は暖かい冬だっただけに寒く感じましたね。
しかし、幸いにして今日から日中また15℃を超えそうで、春が戻って来たようです。
さて、前回の知られざる美しい中庭風景77ではZwölf Apostelkeller(ツヴェルフ アポステルケラー)があるヒルデブラントハウスを取り上げましたが、今回は郊外です。
こちらはウィーン21区にあるLeopold-Ferstl-Gasse16番地の中庭です。
歴史を感じさせる煉瓦造りの建物が見られ、くつろげる椅子が置かれています。
ここは5つの建物がくっついていて、この中庭空間を共有しているスタイルです。
蔦が絡まるレンガの壁の奥にも別の中庭空間が広がっています。
空間は共有されていても、住所が違いますから現実的に行き来はできません。
この界隈には地元の憩いの場のひとつであるWasserpark(水の公演)や寅さん公園もあります。
ウィーンの中心部だけでなく、街中至る所にこのような静かな中庭空間があります。
こちらはちょっと洗練された中庭空間です。
中庭空間と書きましたが、実際は公園的なプロムナードです。
でも外からはすぐには見えない場所にあります。
ここはウィーンから南東方面へ約50km離れたEisenstadtを州都とするBurgenland州の一角にある人口4.400の小さな街Parndorfです。
Parndorfと言えば地元ですぐに思いつくのが
巨大なアウトレットショッピングモールです。
ここは1998年にオープンし、その後大きくなり、2012年の3月の終わりにオープンした所を含め、Designer Outlet Parndorf とFashion Outlet Parndorf大きく2つの部分に分かれています。