日本では新型コロナウィルスに関して毎日洗脳されるかのように報道されていると思います。
新型ウィルスのおかげで日本からの学校行事関係のツアーはキャンセルになりますが、一般団体ツアーはそうではありません。
こちらに来られた皆さんは個人レベルで気を付けてウィーンの街を楽しんでいらっしゃると思います。
手をしっかり洗う、うがいをしっかりする、その後アルコール消毒、咳をしている人や鼻水が出ている人には近づかない・・・このような基本的なことが一番効果があるでしょう。
こちらで生活していて、地元の皆さんはそこまで神経質になっていない印象を受けます。
観光場所はいたって平和で何事も起きてないような空気を感じます。
個人レベルでしっかり予防しよう・・・そいう意識が強いですね。
この時期でもシェーンブルン宮殿はこれだけの大混雑をしています。
こちらは2月最後の日曜日、10:15ぐらいのシェーンブルン宮殿の一般入場券売り場です。
シェーンブルン宮殿はオーストリアで最も多くの方が訪れる観光スポットですね。
宮殿入場者数だけでも年間400万人、庭園を含めると年間1.400万人が訪れています。
この混雑を見ているとウィルスの影響なんて全く感じません。
2月の時期でこの混雑状況ですからね。
私もシェーンブルン宮殿の係やカフェの店員さんなどとウィルスの話をしますが、やはり個人レベルで気を付けていればそんなに大事ではないという程度で、世界からのツーリストに毎日接している彼等ですから、そんなことをいちいち考えていられないということもあるでしょう。
でもしっかりした意識の下で仕事をしています。
もちろん私も例外ではありません。
通常よりも多く手を洗ったりうがいをしていますし、アルコール消毒は欠かせません。
ちなみにあれだけの感染者がいる中国からの入国すら制限していないオーストリアですから、日本人がオーストリアに入れなくなることは考えられません。(入る前にウィルスの兆候を持った人は当然隔離させられ検疫を受けます)
シェーンブルン宮殿も中国の団体ツアーの数が激減していることは確かです。
そのおかげで、40名のツアーでもその場でシェーンブルン宮殿の入場時間を変更できます。
その分空きが多くなっているからです。
いずれにせよ暖かくなると同時に世界的な感染拡大が少しでも落ち着いて欲しいですね。