新型コロナウィルス関連情報 (2月29日現在) ウィーン日本大使館より

個人的に新型コロナウィルス関連をテーマにしたくありませんが、この時期ウィーンを始めオーストリアに観光や仕事などで来ることが決まっている方、または迷っている方のためにも日本での洗脳に近い過剰な報道だけを信じず、現地の真の状況を知って頂きたいことからウィーンの日本大使館からの情報が届いたらこちらに掲載したいと思います。

 

2月1日にはウィーン日本大使館からの新型コロナウィルス関連情報を、2月13日付でウィーンにおいて新型コロナウィルスの流行でアジア人差別を感じるか?というテーマで、そして2月16日は新型コロナウィルスに関しての続報 2月27日付でも情報を掲載しました。

こちらで生活していて、地元の皆さんはそこまで神経質になっていない印象を受けます。

観光場所はいたって平和で何事も起きてないような空気を感じます。

個人レベルでしっかり予防しよう・・・そいう意識が強いですね。

 

ウィーンに来られた一般ツアーや学生ツアーなどの皆様はウィーンで有意義な時を過ごされていると思いますし、街中でも日本人観光客を多く見ています。

皆さん楽しんでいらっしゃると思います。

さて、今日は昨日ウィーン日本大使館から新型コロナウィルス関連情報が届きましたのでここに掲載します。

 


オーストリアにお住まいの皆様及び
たびレジ登録者の皆様へ

 

1 

29日(土), ニーダーエーステライヒ州コールノイブルグ(Korneuburg)地区に居住する夫婦が,新型コロナウイルス(COVID-19)に感染していることが確認された旨発表されました。この夫婦は27日に感染が確認されたウィーン市の家族と接触があった模様です。
また,シュタイヤーマルク州では,北イタリアの見本市を訪れていた52才の女性の同ウイルス感染が確認されました。
さらに,ザルツブルグ州では,ウィーン市に居住する36才の女性がピンズガウ(Pinzgau)のパートナーの家に滞在中に同ウイルス感染が確認されました。
いずれの州においても初の確定症例となりました。
オーストリア連邦保健省によれば,これでオーストリアにおける確定症例は10名となります。

 


2 

オーストリア外務省は28日,日本に対して新型コロナウィルス蔓延を理由に「注意」を求める危険レベル2を発出しました。(これはオーストリアの人が日本に渡航する場合です)
ただし,日本からオーストリアへの渡航者に対する入国制限は課せられておりません。

 

 

***********************この部分は2月28日にも日本大使館から送られてきた情報の抜粋です*****************************

韓国については28日,追加的に韓国全土に対して,「不必要な渡航自粛」を求める危険レベル4を発出しました。なお,大邱(テグ)広域市と慶尚北道に対する「渡航中止・避難」を求める危険レベル5は継続しています。

 

イランについては27日,追加的にギーラーン州に対して「渡航中止・避難」を求める危険レベル5を発出し,イラン全土に対して「不必要な渡航自粛」を求める危険レベル4を発出しました。
 

イタリアについては27日,追加的にロンバルディア州に対して,「不必要な渡航自粛」を求める危険レベル4を発出しました。なお,イタリア政府が外出禁止措置をとった各市町村に対する「渡航中止・避難」を求める危険レベル5は継続しています。

 

27日(木), ウィーン市内でイタリア・ロンバルディア州での休暇から帰国した家族4人がウィーン市10区カイザー・フランツ・ヨゼフ病院に搬送され,それぞれ隔離されました。新型コロナウィルスの症状があったためで,同日夜のテストの結果,父親と母親の感染が確認され,翌28日に子供2人のうち,息子も感染(娘は陰性)が確認されました。

 

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3 

新型コロナウイルスは風邪と同様にせきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので,手洗い,人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。
 ただし,当国では覆面禁止法によりマスクの着用が禁止されており,新型コロナウイルス感染予防のためのマスク着用について新聞社から見解を問われた当国内務省は,健康上の理由によりマスクを着用する場合には原則として医師の診断書が必要である旨回答しておりますので,ご注意ください。

 


4 

また,オーストリア国内では昨年12月以降季節性インフルエンザ及び類似の風邪が流行しており,国全体で約20万人以上が感染しています。新型コロナウイルスだけでなく,インフルエンザの予防にも努めてください。

 




【参考】
■ オーストリア保健省
〇新型コロナウイルス情報(独語)
https://www.sozialministerium.at/Services/News-und-Events/Neuartiges-Coronavirus-(2019-nCov).html
〇新型コロナウイルス・ホットライン(独語・英語)
Infoline Coronavirus: 0800 555 621 (月-金,9:00-17:00)
ウェブサイト:https://www.ages.at/themen/krankheitserreger/coronavirus/
■ 日本厚生労働省
〇新型コロナウイルス関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
■ 世界保健機関(WHO)
○ウェブサイト:https://www.who.int/health-topics/coronavirus

(問い合わせ先)
○在オーストリア日本国大使館
住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: (市外局番01)531920
Fax: (市外局番01)5320590
ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

繰り返しますが、ウィーンはいたって平和で、通常通りの生活空気を感じます。

観光に来た方は楽しんでいらっしゃると思います。

オーストリア政府は全ての状況を考えながらいち早く準備を進めてきたので、パニックになる必要は全くないと言うことです。

現状をしっかり把握することは重要で、個人レベルで注意をして下さい。

 

 

 

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