知られざる美しい中庭風景 77

ウィーンは日中の気温が10℃前後と暖かい冬が続いています。

しかし風が強い日が多く、強風注意報がよく出されます。

 

さて、今日は知られざる美しい中庭シリーズです

前回の知られざる美しい中庭風景76ではカフェ Gerstner (ゲルストナー)を話題にしましたが、今日はウィーン中心部からひとつ紹介します。

 


 

ここはパヴラッチェンが建物内部に見られる素敵な中庭です。

2階から上がパヴラッチェン構造になっていて、多くの窓のおかげで内部も非常に明るくなっています。

この空間にはくつろげるベンチが置かれていて、自転車も置かれていて何気なく生活の匂いも感じます。

右上の写真はこの空間の上層階で、ちょっとした日よけのパラソルがあり、ここの階はバルコニーが外に出ています。

この中庭空間は有名な建築家ルーカス・フォン・ヒルデブラントによって1721年に手掛けられたヒルデブラントハウスと呼ばれています。

ヒルデブラントと言えば、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿ですね。

ヒルデブラントハウス・・・そうです、お気付きだと思いますがここはZwölf Apostelkeller(ツヴェルフ アポステルケラー)がありますね。

私もここの雰囲気は大好きです。

ここに来た方はこの建物と中庭空間は見逃さないようにして下さい。

 

 

 

 

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