昨日の朝仕事に行く時にいつものように天気予報を見たら、ちょっとの一時的な雨の可能性が書かれていました。
私が住んでいる所では雨は降っていなかったのですが、明らかに中心方面の雲は雨雲だったので傘を持って行きました。
ウィーンはかなり広い街ですから、同じウィーンでも天気が違うことがよくあります。
昨日は一昨日からの団体ツアーの皆様と御一緒だったので、Schwedenplatzで待ち合わせでした。
予想通り雨が降っていましたね。
でも雲の動きがかなり複雑で、東の空は青空が広がっていました。
徒歩観光だったので、そこから裏道を通りながらシュテファン大聖堂へと向かいましたが、かなりの強風になっていました。
シュテファン大聖堂の北塔エレベーターに乗ることになっていたのですが、ここはかなりの強風になると安全のためにエレベータを止めます。
北塔を下から眺めたら人がいたので、エレベーターはまだ止まっていませんでした。
エレベーターで上がってウィーンの眺めを楽しむはずだったのですが、風がもっと強くなり、私達がここに到着するのを待っていたかのように雹までいかないあられが降り始めました。
上の写真はそのちょうど悪天候になった時です。
左上の写真は南塔を北塔から見ていますが、この時多くの雪の小さな塊が強風で吹きさらされています。
右上の写真は国連都市方面に向かっての眺めです。
雨雲が立ち込めていますが奥の方がかなりの雨が降っていることがわかります。
写真ではわかりませんが雨の線が何本も見えました。
強風に吹き付けられるあられだけではなく雷までも鳴り始め、エレベーターが来るのを待っていました。
ここの係とも長年の顔見知りなのですが、この時は定員以上の人数で載せてくれました。
重量オーバーではと言ったら係は笑いながらそんなの平気だよ、こんな悪天候だったら皆早く下に降りたいだろ~・・・と言ってました。
この地域は悪天候でも東の空は青空でした。
北塔から降りて来て、大聖堂の外に出たら雨はほとんど止んでいて、強風も治まってましたね。