ウィーンはかつての帝国の都・・・王宮界隈にはアンティークショップが多くあります。
有名な「ドロテウム」という1707年創業の、ドイツ語圏最大のアンティークデパート(でも質屋)は一番存在感があるでしょうか。
またウィーンにはナッシュマルクト付近で毎週土曜日に開かれる「のみの市」も観光でも大変知られるようになりました。アンティークと言うとは価値あるように聞こえますし、のみの市と言うとガラクタばかりというイメージですが掘り出し物もある・・・実際に売っている物を見ると同じような物も多いです。
今日は定期的に開かれているアンティーク市のひとつをお届けします。
こちらは国立オペラ座付近で月に2回開かれる「ZEITREISE ANTIKMARKT」(ツァイトライゼ・アンティークマルクト)です。
日本語に直訳すれば、「時間旅行アンティーク市」となるでしょうか。
このアンティーク市は9年前から開かれていて、オーストリア、ドイツ、ハンガリー、スロヴァキア、チェコからの専門の業者が店を出します。
場所はグランドホテルが入っているRINGSTRASSEN GALERIENで、2週間に1回、つまり月2回開かれています。
RINGSTRASSEN GALERIENはリンク道路に面して建つ2つの宮殿の中がショッピングモールになっていて、センスのいいブティック、カフェ、スーパーなど色々な店が入っている有名な場所です。
この2つの宮殿の名称は、KärntnerringhofとPalais Corsoで、特にPalais Corsoには、グランドホテルが入り、地下にBillaという有名なスーパーがあります。
この建物の1階と2階に小さな店が多く並んでいて、色々な物が売られています。
結構センスがいい物や質が高い物が多く、それなりに値段も高いです。
このアンティーク市は2週間に1回、日曜日に開かれます。
偶然その時にウィーンにいらした方は是非覗いてみて下さい。
結構面白いです。
以下ZEITREISE ANTIKMARKTのカレンダーです。
http://www.zeitreise.tv/ringstrassen-galerien.htm