アーチの奥に見える風景 25

今日は久しぶりにアーチの奥に見える風景シリーズです。

前回のアーチの奥に見える風景24ではベルヴェデーレ宮殿を話題にしました。

今回はある宮殿2つです。

 

こちらはアーチの奥にさらに別のアーチが見えます。

手前右側にちょっとしたカフェのようなテラスが見えていて、中庭的空間になっていることが想像できます。
この空間はかなり広いです。
ここはウィーン旧市街の美しい広場FreyungにあるHarach宮殿です。
この広場で開かれるクリスマス市復活祭市は地元でも人気があります。
もともとここには3つの建物があり、1626年にKarl von Harach伯爵が買い取りましたが、1658年にはAuersperg家に売られ、その後1683年のオスマントルコ軍包囲で焼失しました。
その後再びHarach家が買い戻し、ドメニコ・マルティネリにより現在のバロック様式の姿になりました。
バロック様式と言っても比較的静かで装飾が多く見られるわけではありません。
このようなアーチ構造は素敵ですね。
ついついアーチをくぐって奥に足を延ばしたくなります。

こちらはどこでしょうか。

建物の黄色からしてマリア・テレジアイエローを思い浮かべます。

そうです、シェーンブルン宮殿です。

手前の2つのアーチは整った形をしていますが、その奥に白い扉が見られ、そこのアーチはバロック様式ですね。

この場所は観光で皆さんと来ることはまずないちょっと隠れた中庭的空間です。

ここは1つ目のアーチをくぐると、左右に抜けられるようになっていて、ちょっと奥まで歩くことができます。

たくさんの観光客で賑わっているEhrenhof(宮殿を正面に見られる前庭)とは比較にならない静けさです。

 

 

 

 

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