ウィーンの冬はそれなりに寒くなりますが、何十年も前と比べると温暖化の影響もあり、日中あまりマイナスに達しません。
去年2019年は日中の気温がマイナスのままだったのはたった3日しかありませんでした。
朝方はマイナスになることはよくあります。
ただ、ウィーンも広い街ですから同じウィーンでも場所によって結構気温の差がありますね。
雪も本来多くは降るのですが、ここ何年も積雪は少なくなっていると感じます。
今年の冬に関しては12月2日が初雪だったと思いますが、すぐに解けてしまいましたので、街が白くなることはありませんでした。
今日はシェーンブルン宮殿の今年の冬初めての雪化粧をお届けします。
こちらは2020年1月3日9:15ぐらいに撮影したシェーンブルン宮殿です。
カレンダーでクリスマスは終わっても、1月6日のHeilige Drei Königeまではクリスマスの習慣があります。
シェーンブルン宮殿は12月26日にクリスマス市が終わっても、その翌日27日からニューイヤー市が1月5日まで開かれました。
実際にはクリスマス市の延長で、年末年始をウィーンで迎える観光客の皆さんのための経済効果を狙ったものでしょう。
シェーンブルン宮殿のニューイヤー市は今年がちょうど10日目を迎えました。
この日は年末の混雑は嘘のような閑散としたこの時間帯で、今年最初の雪化粧のシェーンブルン宮殿です。