クリスマスシーズンの週末のウィーンは大変な混雑状況でしたが、年末もそれに勝るとも劣らない大混雑でした。
主要な観光スポットは入場のチケットを買うのに物凄い行列ができていました。
チケットを買うのに非常に時間がかかる上に、その後実際に入場するまでもさらに並ぶことになります。
入れるまでに2時間~3時間はかかるというわけです。
先日ベルヴェデーレ宮殿の年末の大混雑を話題にしましたが、今日はウィーン美術史博物館の混雑状況です。
こちらは2019年12月29日14:00頃の美術史博物館です。
左上の写真は館内に入ろうとする人の行列です。
昨年10月15日から始まったカラヴァッジョ&ベルニーニ展が開催されている時は、チケット売り場が建物の中ではなく、外に設置されます。
カラヴァッジョ展を見る、見ないにかかわらず常設展もそこでチケットを買うわけですが、もちろんそこも並んでいて、それからこの美術史博物館に入るまでも相当な行列となっています。
余談ですが去年2019年がブリューゲル(父)没後450年祭にあたり、2018年10月2日からブリューゲル(父)特別展がありました。
やはり同じ時期でしたがこちらは前売りから完売し、入れない人が続出したわけですが、それと比べるとカラヴァッジョ展は静かですね。
右上の写真は大階段ホール手前の1階エントランスホールです。
通常よりも遥かに多くの人がいました。
美術史博物館に入るために外からこれだけ並んでいるというには年間を通してそう多くは見られません。