クリスマス時期のウィーンを楽しんでいますか?
クリスマスの空気・・・それは様々な所で見られます。
街中のイルミネーション、クリスマス市、デコレーション、プンシュの香り、クリスマスツリーが売られている、クリスマスプレゼントを買う人・・・街を歩くだけで楽しいです。ひと月以上も続いたクリスマスの空気を楽しむのは今日が最後で明日がクリスマス・イヴです。
今年は一番最初にシュテファン大聖堂のクリスマス市を掲載し、その後ベルヴェデーレ宮殿のクリスマス市、 "Kittenberger Erlebnisgärten"(キッテンベルガー エアレープニスゲルテン)、シェーンブルン宮殿のクリスマス市、市庁舎のクリスマス市、カールス教会前のクリスマス市、Freyungのクリスマス市、ミヒャエル広場のクリスマス市、シュピッテルベルクのクリスマス市、マリア・テレジア広場のクリスマス市、Am Hofのクリスマス市と話題にしましたが今日は最後のクリスマス市をお届けします。
こちらはMQのクリスマス市です。
ここのクリスマス市は毎年ウィーンで一番最初にオープンするクリスマス市で、今年は11月7日が初日でした。
美術史博物館と自然史博物館の間にはマリア・テレジアの像があるマリア・テレジア広場があり、そのマリア・テレジア像の反対側の通りには、横長の建物があります。
これがMQで正確にはMuseumsQuartier という博物館地区があります。
これは1725年馬小屋として建てられたバロック建築です。
1922年からは見本市会場として使われ、2001年にこの建物を残し、その中庭空間を大きく改築し、博物館地区としてモダンなスポットに生まれ変わりました。
ここにはレオポルド美術館、現代美術館、建築博物館、子供博物館、Kunsthalleなどや、
おもしろい店やレストランなどが多く入っています。
MQの細長い建物にはいくつか入口があり、建物の中を通り抜けていくと中庭空間があります。
この博物館地区は、バロック様式や歴史主義、現代建築があり、独特の中庭空間です。
クリスマス市といってもここは他のクリスマス市とは全く違う、モダンな屋台がいくつか並んでいます。
この中庭に入っ瞬間にちょっと幻想的な気分になります。
レオポルド美術館や現代美術館といったモダンなアートが多く展示されている博物館もあることからそれに合わせた演出ということでしょうか。
屋台の中はこんな感じで、場所柄若者が多く来ています。
外にもスタンドテーブルがありますが、屋台の中でくつろげるのは他のクリスマス市にはないですね。
寒さをあまり感じないのは長所です。
ちょっとした飲み屋さんに入った印象です。
屋台もそれぞれ個性あるクリスマス演出をしていて、照明も異なります。
MQのクリスマス市は12月23日が千秋楽で16:00~23:00までです。
ウィーンにいらっしゃる方はちょっと覗いてみ下さい。