もう何回も書いていますが、年間を通して生活の中で一番重要なイベントはクリスマスです。
ひと月以上もクリスマスの空気を楽しむことからも理解できます。
このクリスマスの時期には街中の主要な通りにイルミネーションが灯され、クリスマス市やプンシュ屋台が立ち、レストランやカフェ、商店のデコレーションなど・・・街中を歩くだけで楽しいです。
またもみの木を売る業者が準備を始め、また場所によってはもみの木がすでに売られている所もあります。
このクリスマス時期の仕事は年間を通してやっぱり特別な気持ちになりますね。
さて、今日はオーストリアクリスマス市ベスト10というタイトルで、オーストリアのどこのクリスマス市が人気があるかという統計をお知らせします。
こちらではクリスマス市のことをChristkindlmarkt(クリストキンドルマルクト)、Adventmarkt(アドヴェントマルクト)、Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツマルクト)などといつくかの呼び方があります。
クリスマスにはサンタクロースが登場せず、プレゼントはChristkind・・・子供のキリストが持って来ることからChristkindlmarktと言うわけですね。
市庁舎のクリスマス市にもそのロゴがハッキリ見られます。
Advent(アドヴェント)はクリスマスがいつやって来るのだろう・・・とわくわく待つ習慣なのでAdventmarkt、ドイツ語でクリスマスは"Weihnachten"ですからWeihnachtsmarktとも言うわけですね。
右の表は12月9日の新聞Österreich (oe24)に掲載されていた現時点でのクリスマス市のランクです。
1位はWolfgangseeです。
ここはWolfgang湖に面しているSt.Wolfgang、St.Gilgen、Stroblの3つの街で楽しむことができ、ロマンチックでムード満点なクリスマス市です。
St.Wolfgangは私の大好きな白馬亭があります。
2位にはウィーン市庁舎のクリスマス市がランクしました。
3位は私も大好きなウィーンのSpittelberg、9位にはシェーンブルン宮殿のクリスマス市が入っています。
ウィーンからは4つがベスト10入りです。
最後のSchloss Hofもうちが毎年行っている所です。
1. | Wolfgangsee(Salzburg,Oberösterreich) |
2. | Rathausplatz (Wien) |
3. | Spittelberg(Wien) |
4. | Mariazell(Steiermark) |
4. | Schloss Hellbrunn(Salzburg) |
6. | Altes AKH (Wien) |
6. | Domplatz (Salzburg) |
6. | Goldenes Dachl(Tirol) |
9. | Schönbrunn(Wien) |
9. | Schloss Hof(Niederösterreich) |
市庁舎のクリスマス市はオーストリア最大であり、350万人が訪れます。
今年はプンシュなどのフード系にはオーストリア全体で390.000.000ユーロ(約470億円)が消費されるということです。
屋台でいつも混んでいるのはフード系です。
それぞれのクリスマス市にはそれぞれの空気があります。
そんな違いを地元の人は楽しんでいるようです。