この時期全てのクリスマス市もオープンし、街中のイルミネーションも灯され、クリスマスの空気がさらに盛り上がっているウィーンの街です。
街をちょっと歩くだけでクリスマスの空気が感じられ、プンシュスタンドも例年通りオープンし、生活の中で年間を通して一番重要なクリスマスを楽しむ地元の空気・・・ウィーンのこの時期ですね。
昨日はクリスマスがどのように始まったかについてでした。
さて、今日はこのコーナーで今年最初のクリスマス市をお届けします。
ウィーンのシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂は素晴らしいゴシック様式で、街の真ん中に立っています。
このシュテファン大聖堂を祭壇側の方へ向かって囲むようにクリスマス市が出ています。
シュテファン大聖堂のクリスマス市は1999年から始まっていますのでもうすっかり地元に定着しています。
シュテファン大聖堂のクリスマス市は今年11月15日が初日で、私は初日にここで今年最初のプンシュを飲みました。
この場所はケルントナー通りとグラーベンが交わる所にあり、また地下鉄1号線と3号線が通っていることもあって、いつも多くの人が行き来しています。
場所的にいいので、仕事帰りの地元の人が多く集まるクリスマス市です。
左上はプンシュが売っている屋台ですが、かなりの混雑です。
中心にありながらも観光客より地元の人が多く訪れている傾向です。
仕事帰りに同僚や友達と語りながらプンシュを飲んでいる人の姿を多く目にします。
屋台のイルミネーションもゴシック様式の大聖堂を思わせます。
今日ここに紹介した写真は11月15日のこのシュテファン大聖堂のクリスマス市の初日に撮影したものです。
初日でもこの時はかなりの盛況です。
ほんのちょっとの時間でもプンシュを飲みながらクリスマスの空気を感じて歴史あるウィーンの街に佇み、物思いに耽るのもいいでしょう。