車文化もヨーロッパ文化のひとつでしょう。
ウィーンの街にも多くの車が走っています。
日本では路駐がほとんどないわけですが、逆にこちらは路駐が当たり前です。
多くのお客様が「これだけ路駐をしていても問題ないんでしょうか?」という質問をよく受けます。
街の歴史の方がずっと古いですから、後から来た車が街に共存させてもらっている・・・そんな感じです。
もちろんウィーンは路駐はしっかり規則の下に行われています。
オーストリアは世界的に見てかなりの車の保有率があり、ウィキペディアに掲載されている統計によれば19位となっていて、1.73人に1台の割合で車を所有しているようです。
ちなみに日本は17位ですのでオーストリアとほとんど変わりません。
さて、今日はオーストリアにおいて、どこのメーカーの車がどのくらい普及しているかという統計をお届します。
VOLKSWAGEN | 56.932 | 16.7% |
Skoda | 25.434 | 7.5% |
Ford | 19.916 | 5.8% |
Opel | 19.152 | 5.6% |
Seat | 18.713 | 5.5% |
Hyundai | 18.609 | 5.5% |
Renault | 18.609 | 5.5% |
BMW | 18.554 | 5.4% |
Mercedes | 16.384 | 4.8% |
Fiat | 14.649 | 4.3% |
上の表はStatistik Austriaからの引用です。
オーストリアにおける2018年度の新車認可台数とそのシェア率を示しています。
1位は圧倒的にVolkswagenで、56.932台が新車登録されていて、全体の16.7%を占めています。
トップのVolkswagenはここ何年も変わっていませんので、安定したシェア率を持っています。
2位以下からは毎年、毎月ランクが変動しますが、数年来から勢いを示しているSkodaやHyundaiがかなりのシェアを持っていることがわかります。
でも2位のSkodaが7.5%ですから、Volkaswagenがいかに人気があるか、そしてそれ以下は言って見ればどんぐりの背比べのようなものです。
ちなみに日本メーカーは、2011年の震災の影響もあり、Mazdaが10.739台で13位の3.1%、Suzukiが8476台で16位の2.5%、Toyotaが7961台で17位の2.3%、Nissanが6304台で19位の1.8%となっています。