今年2019年は国立オペラ座150周年記念です。
国立オペラ座の中には150周年を記念した特別展示が見られ、オペラ座の歴史をもっと深く知ることができます。
オペラは行かなくても、国立オペラ座を見学したい方は非常に多いですね。
ここはガイドツアーのみ見学が可能で、個人では見ることができません。
ガイドツアーの時間はシーズン中かなり限られていて、大変な混雑になります。
日本語のガイドツアーも提供されていますので、興味ある方にはお勧めです。
ちなみに国立オペラ座は私のようなオーストリア国家公認ガイドであれば、単独でお客様だけを御案内することができます。
さて、この国立オペラ座150周年記念のひとつを今日はお届けします。
こちらは国立オペラ座の3つの広間のひとつであるシュヴィントの間に置かれている国立オペラ座の形をしたトルテです。
国立オペラ座150周年記念として有名なカフェGerstner(ゲルストナー)によるものです。
Gerstner(ゲルストナー)は、1847年4月24日にAntonとBarbara Gerstnerによってオープンし、1869年より、宮廷オペラ劇場・・・これは現在の国立オペラ座のケータリングを始め、現在でも続いている老舗です。
1873年には"k.k"の称号を与えられて、宮廷御用達の業者ともなり、息子に引き継がれました。
ゲルストナーは国立オペラ座の道を挟んですぐ横にあります。
ガラスケースの中にまるで建築模型のように国立オペラ座のトルテが飾られています。
周りの噴水やオペラ座の騎馬像までも再現されています。
眺めているだけで十分で、決して食べようとは思えません。
国立オペラ座jガイドツアーに行く方は是非見逃さないようにして下さい。