街中にも焼き栗スタンドが出始め、秋の色が濃くなってきたウィーンです。
こちらは紅葉は少なく黄葉が多くリンク道路沿いの並木や公園の木々などの色が秋を感じさせます。
今年のこの時期の天候は不安定で雨が降ったり止んだりする日が多いです。
さて、今日は雨が上がった週末のグラーベンをお届します。
グラーベンはウィーンで最もウィーンらしい歩行者天国です。
Stock im Eisen Platzからコールマルクトまでの約300mで、広場のような通りです。
ローマ時代ヴィンドボナの頃は堀になっていた所なので、堀=Grabenということです。
ここは建物も美しく、上品と優雅さを感じる通りで、歩くだけで楽しいです。
かなり前になってしみましたが、この日は9月28日の土曜日・・・この日は雨が降っていましたが、17:00前のこの時間は雨が止み、多くの人が歩いていて週末の空気を楽しんでいます。
右側にSchilcher Sturmの屋台が見えますか?
この日は仕事が終わって偶然にも3人の日本からの添乗員さんとここで出会いました。
こちらは上の写真とは反対方向を眺めています。
奥の方にシュテファン大聖堂が見えています。
路面がまだ濡れていますね。
傘をさしている人は誰もいません。
雲が切れ始め、空の色が少し明るくなってきたこの時は地元の人から観光客まで、とにかくたくさんの人が歩き、テラスでのんびりとくつろぎながらお茶をする人、街並みの写真を撮っている人、様々な会話が聞こえてきます。
同じ人混みでも新宿や渋谷などとは全く違い、(これは当たり前ですが)"心のゆとり"を感じます。
"Schönes Wochenende"・・・文字通り"良い週末を!"が生活に溶け込んでいます。