今日も朝が霧が深く立ち込めているウィーンです。
秋、秋、秋・・・です。
予報ではしかしこの霧は切れて、午後になるにつれて晴れになるようです。
このような日が多いですね。
さて、今日はウィーンのちょっと珍しいアングルシリーズです。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル72では、国立オペラ座界隈を話題にしました。
現在休暇シーズンはとっくに終わったにもかかわらず、多くの工事現場があります。
中心ではNeuer Markt, Rotenturmstraßeなどは毎日見ていて、長期に渡る工事現場です。
上の写真はウィーン旧市街一角で、石畳を並べている光景です。
石畳はヨーロッパの都市景観にもなっていて、特に路地裏で見るととても情緒があります。
ウィーンにはこのような所がたくさんあります。
サイコロ型の花崗岩が無数に使われ、水準器を利用して水平に、そして互い違いに置かれています。
それなりに根気がいる仕事ですね。
石畳のように道路舗装のようなものは、紀元前4000年頃メソポタミアでも確認されています。
またエジプト人なども物資を運び易くする為に使っていました。
古代ローマ時代に飛躍的に進歩したわけです。
近代的なアスファルトなどが登場する以前からヨーロッパでは石による道路舗装が行われていました。
ウィーンでは皇帝フェルディナント1世時代の16世紀ぐらいから本格的な道路舗装が行われたようです。