秋が深まって行きますね。
朝は霧が出る日が多く、午前中はどんよりした雲が多い天気ですが、午後に近づくにつれて雲が切れて、青空が広がる日が続いています。
午前中と午後では街並みが違って見えます。
さて、今日はしつこくSchilcher Sturmを話題にします。
今週が4週目になるSchilcher Sturmです。
今週は水曜日からトーマスさんが屋台を出しています。
先週のSchilcher Sturmはトーマスさんが収穫した後、プレスするまでに4時間ぐらい遅かったので、かなり赤ワインに近い濃い色でしたが、今週はちょっとピンクに近い色です。
個人的には先週よりも今週の方が酸味と甘さのバランスが非常に良く美味しいと思いますね。
ちなみに私はアルコールはあまり飲みませんが、Schilcher Sturmはこの時期にしか飲めない、しかもそうどこでも飲めるものではないので特別です。(笑)
Schilcher Sturm(シルヒャー・シュトゥルム)は同じSturm(シュトゥルム)でも特別なSturmです。
"Schilcher" (シルヒャー)とはオーストリア産の"Blauer Wildbacher"という赤ワインになるぶどうの品種からできたワインの名称です。
特に"Wildbacher"という品種からできたワインは明るい赤色になることからロゼとも言われます。
グラーツを州都とするシュタイヤーマルク州ではロゼのワインが作られることで有名で、"Schilcher" はシュタイヤーマルク産のワインだけに用いられる登録商標です。
そのロゼワインになる途中の発酵中の飲み物ももちろんシュトゥルムと言われますが、特にこの場合のシュトルムは"Schilcher Sturm"(シルヒャー・シュトゥルム)と言われています。
今日の土曜日が今週の最後、そして来週が千秋楽の週です。