だいぶウィーンは秋らしい陽気になってきました。
時折街を吹き抜ける風の冷たさを感じます。
この時期の空はより青さを感じて素敵です。
さて、前回の知られざる美しい中庭風景71ではウィーン旧市街と王宮から取り上げましたが、今日は郊外です。
こちらはバロック様式の建物で、左上の写真には教会のようなものが屋根に見えるので、修道院のような印象を受けるかもしれませんが、宮殿です。
この宮殿はウィーンから25㎞ぐらい北へ行ったNiederösterreichの一角のStockerauにあるSchloß Schönbornです。
この宮殿はFriedrich Karl Reichsgraf von Schönborn-Buchheimの夏の離宮として、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿を手掛けたルーカス・フォン・ヒルデブラントによって1712年~1717年に建てられました。
庭園、オランジェリー、礼拝堂を備えた3つの部分・・・このような形→凸から成り立っています。
現在は地元で有名なゴルフ場になっています。
こんな素敵な宮殿がクラブハウスなんていいですね。
これだけ見ていると宮殿の全体像がわからないので、以下Googleから引用します。
左右対称の面白い形を御覧下さい。