知られざる美しい中庭風景 72

だいぶウィーンは秋らしい陽気になってきました。

時折街を吹き抜ける風の冷たさを感じます。

この時期の空はより青さを感じて素敵です。

さて、前回の知られざる美しい中庭風景71ではウィーン旧市街と王宮から取り上げましたが、今日は郊外です。

 


 

こちらはバロック様式の建物で、左上の写真には教会のようなものが屋根に見えるので、修道院のような印象を受けるかもしれませんが、宮殿です。

この宮殿はウィーンから25㎞ぐらい北へ行ったNiederösterreichの一角のStockerauにあるSchloß Schönbornです。

この宮殿はFriedrich Karl Reichsgraf von Schönborn-Buchheimの夏の離宮として、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿を手掛けたルーカス・フォン・ヒルデブラントによって1712年~1717年に建てられました。

庭園、オランジェリー、礼拝堂を備えた3つの部分・・・このような形→凸から成り立っています。

現在は地元で有名なゴルフ場になっています。

こんな素敵な宮殿がクラブハウスなんていいですね。

これだけ見ていると宮殿の全体像がわからないので、以下Googleから引用します。

左右対称の面白い形を御覧下さい。

 

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