今年2019年は日本とオーストリアの国交樹立150周年記念の年です。
ウィーンで生活をしているとこのテーマはよく聞きますね。
今月9月の4日と5日、公益財団法人日本さくらの会の皆様と御一緒しました。
ウィーンの主だった場所の観光も御案内しましたが、一番の目的はシェーンブルン宮殿でのさくらの植樹式です。
今日はその模様をお届けします。
日本とオーストリア国交樹立150周年を記念し、日本さくらの会より2本のさくらが贈られ、シェーンブルン宮殿の日本庭園のすぐそばに植樹されました。
左上の写真は日本庭園のすぐ反対側にある芝生の一角、右上は日本庭園のすぐ左隣の一角にこちらのオーストリア連邦庭園の係がすでに植樹した1本です。
種類は枝垂れ桜です。
こちらはドイツ語と日本語で書かれた2枚の記念プレートでこれも同時に設置されました。
「さくら記念植樹」2019年9月5日
日本とオーストリアの国交樹立150年を記念し両国の平和と友好親善を願ってさくらを贈ります
と書かれています。
主催は公益財団法人日本さくらの会と公益財団法人国際平和機構で、在日本大使館の代表の方、オーストリア連邦庭園のシェーンブルン宮殿庭園管理者の皆様と共に9月5日10:00に植樹式が始まりました。
左はこの記念プレートが設置された直後、右は第27代日本さくら女王です。
シェーンブルン宮殿庭園管理責任者、さくらの女王、さくらの会理事長との最初の植樹シーンです。
シェーンブルン宮殿・・・バロック様式の宮殿とその美しい庭園、しかしその一角にある日本庭園と着物を着たさくらの会の皆様・・・素敵なひと時でした。
この植樹式の後、庭園を散策しながらシェーンブルン宮殿まで行き、そのまま宮殿見学をしました。
シェーンブルン宮殿に来られた方は、是非日本庭園界隈に足を延ばしてみて下さい。
この2本のさくらが大きくなることを楽しみにしています。