7月、8月は休暇シーズンです。
地元の人の多くが地元を留守にする時です。
しかし、この時期でも世界からはたくさんの方がウィーンを訪れます。
こちらは9月から新年度が始まりますので、休暇シーズンでも年度末になるわけです。
そのためウィーンの街の色々な場所で工事が行われ、言い方を変えれば工事シーズンでもあるわけです。
確かに地元の人が少なくなるので交通量も減る・・・その時期に合わせて工事・・・でも予算を使い切る必要もありますね。
前にウィーン旧市街のNeuer Marktの大工事を話題にしましたが、今日は旧市街の別の場所の大工事をちょっとお届けします。
こちらはケルントナー通りからシュテファン大聖堂を通って、反対側のドナウ運河側に伸びているRotenturmstraßeです。
この通りはSchwedenplatz~Stephansplatzを結び、観光でも皆さんと頻繁に歩きます。
写真はシュテファン大聖堂を背にして、Schwedenplatz方面を見ています。
ここも今年6月3日から大きな工事現場となり、車が通れなくなりました。
普段もここは人通りが多く、一方通行ですが交通量も多い場所ですが、もちろん車は通行止め、歩行者ゾーンもかなりの制限をされている状況です。
かなり騒がしいです。
こちらはシュテファン大聖堂方面を見ています。
だいぶ新しい道路が出来ています。
この工事はRotenturmstraßeを新しく生まれ変わらせるものということになっています。
道路全体の水準を少し高くして、幅を4mまで広げ、真ん中をアスファルト化した車道にして、6.000m²の花崗岩のプレートが敷き詰められ、
自転車専用ゾーン、カフェなどのテラス、
14台分のタクシースタンド(今までは23台)、10台分の配達用ゾーン、今まで43台分あった一般乗用車の路駐ゾーンがなくなり、16本の街路樹が植えられることになっています。
11月15日までには遅くても工事終了とウィーン市は発表しています。
このような街の中の工事現場も毎日見ていると慣れてしまってあまり感じなくなってしまいますが、この時期にウィーンに来られた方にとっては街の景観が損なわれているので残念です・・・。