こんな禁止標識

観光でウィーンの街を歩いていると、荘厳な歴史を感じる建造物が多いこともあり、美しい街の景観を意識します。

街並みが主体となるので、地元の生活に普通に使われている案内標識などはあまり意識しないかもしれませんね。

でも街を歩いている時にちょっと注意して見て下さい。

色々なひょうしきが立っていることに気づきます。

車を運転している人であれば、何となくこういう意味だろうな...と分かるものもあれば、これは何を意味しているのだろう...と考え込んでしまうものもあるでしょう。

さらにドイツ語で書かれた多くの補助標識も見られます。

今日はひとつの標識を話題にしてみましょう。

 

 

こちらの道路標識を見て下さい。

赤い丸だけが描かれいますが、何か禁止っぽいな...という想像がつきます。
日本だったらこれに左上から右下に向かって斜めに赤い線が入っていると車両通行止めですね。
こちらではこのタイプの標識を一般的に”Vorschriftszeichen“と呼ばれ、これはFahrverbot (in beiden Richtungen)の意味です。
直訳すれば走行禁止(両車線)です。
しかし自転車は押して走ることができます。
その下に補助標識が2枚あります。

 

この標識をもっと近くで見てみましょう。

1枚目の補助標識では住人、配達、自然公園で働く日、身障者は除くと書かれています。

2枚目にはベビーカーのマークが描かれていて、ベビーカーで来る人も除くと書かれています。

ここはNaturpark Buchenberg(自然公園 ブッヒェンベルク)で、こちらの入口に行くのに、ここからかなり坂道になっているんですね。

 

御興味があれば以下も御覧下さい。

おもしろい標識乗馬禁止サラマンダ―注意自転車禁止公園にある禁止標識そり禁止標識

馬車禁止標識などいくつか話題にしています。

 

 

 

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