約2年前の2017年5月16日付で電気自動車は普及するか?というタイトルで電気自動車の導入や主要自動車メーカーの電気自動車の種類と価格を紹介しました。
それから約2年が経ち、ウィーンの街中でもより多くの電気自動車が見られるようになり、充電スタンドも色々な所に設置されているので明らかに普及していることがわかります。
オーストリア政府がその当初2017年3月に電気自動車を購入する消費者へ4.000ユーロの援助金(一時的)が支払われるようになったことも急速な普及につながっています。
ヨーロッパ全体的に見ると現時点でオランダの次にオーストリアは第2位の電気自動はの普及率となっています。
右の表を御覧下さい。
これはウィーンで電気自動車がどのくらい普及しているかという統計です。
2017年からは政府のテコ入れもあって急増していますね。
2015年 | 5.032 |
2016年 | 9.075 |
2017年 | 14.618 |
2018年 | 20.831 |
今年2019年の3月からオーストリア政府は93万ユーロ(約120億円)の予算を組み込み、プライベート利用の電気自動車購入の際には3.000ユーロ、ハイブリット車には1.500ユーロ、電動バイクには1.000ユーロ、電動スクーターには700ユーロ、電動カーゴバイクには400ユーロの補助金が支払われています。
現在の電気自動はのシェア率は2%となっていますが、専門家によれば2030年には25%に達すると見られています。
そうなるとガソリン車やディーゼル車が禁止になる可能性があります。
実際オーストリアの政党のひとつはそれを促進しています。
電気自動車はやはりこれからもっと普及していきますね。