早いもので1年の半分過ぎました。
今年は5月が過去28年間で最も寒くて雨も多く、日中の気温が10℃に達しない日もありましたが、6月から一挙に真夏になり、6月4日には今年初めて30℃を超え、結果的に6月は30℃を超えた日が13日、7月1日には暑さの記録を更新し、38℃を超えました。
その日の夕方18:30頃、雷を伴った激しい雨が降りました。
こちらでは"Gewitter"と呼ばれています。
さて、限られた花が咲くこの時期ですが、前回はポピュラーなフサフジウツギを話題にしましたが、今日は同じ紫の違う花です。
こちらはドイツ語ではFunkien,
学名ではHosta gracillima、
日本語ではヒメイワギボウシです。
ユリ科のギボウシ属で多年草です。
ギボウシは"擬宝珠"と書かれ、Hosta...ギボウシ属の総称で、つぼみまたは苞葉に包まれた花序が擬宝珠に似ていることに由来するそうです。
山間の湿地などに自生し、花が綺麗で、日陰でもよく育つので好んで栽培されています。
開花時期は8月~9月と一般的に書かれていると思いますが、写真は2019年6月29日撮影したものです。
まだこれから咲き始める花がいくつも見られますね。
非常に綺麗な花です。
高さは10㎝~30㎝ぐらい、花の色は薄紫で茎の先に数個つき、形は鐘形です。
葉は3㎝~10㎝ぐらいでしょうか。
原産は日本、本州近畿地方、四国地方です。
写真は2枚共、2019年6月29日 11:00頃、
Botanischer Gartenで撮影したものです。