ウィーンにはもう200軒以上の和食系(中華ではなくアジア系)のレストランが存在していると思います。
でも本来の日本の味が楽しめ、実際に日本の方がやっているレストランは数軒しかありません。
つまりほとんどは日本人以外の人が経営しているわけですね。
それでも場所によっては日本語の看板とかが出ているので、外から見たら本当に日本人経営かどうかはわかりません。
ウィーンで和食をお勧めするとなると以前は天満屋さんが最高でしたが、残念ながら5年前の1月に閉店となりました。
現在では日本橋をお勧めします。
ここは日本の方の経営で、厨房にも日本の方が働いていて、天満屋さんで働いていた人もここにいます。
私も仕事でも、個人的にもお世話になっています。
日本食材と言えば、ナッシュマルクト界隈にある日本屋さんが昔から純正日本食材を中心に販売しています。
私もここにもよく行きますが、日本の相場と比べると3~5倍ぐらい高いんですね。
こちらで生活している学生さんなどは日本のスーパー感覚で買い物したら大変です。
日本屋さん以外にはウィーンには多くのアジア食材店があり、場所によってはかなり日本の物もあり、たいてい日本屋さんより安く売られていますので、ウィーンに住んでる日本人はかなり利用しているはずです。
私も家から数キロ離れた所に中国人経営の大きなアジア食材店があり、かなり頻繁に利用しています。
ここは最近、私もプッシュした甲斐があり日本の物が以前よりもかなり充実してきました。
前回に行った時にかゆい所に手が届く物が多くあって、その中に赤いきつねと緑のたぬきがありました。
一瞬目を疑いました。
カップヌードルやインスタントラーメンが売られているコーナーに、このように赤いきつねと緑のたぬきがたくさん売られていました。
いや~、懐かしいですね。
このコーナーには日本の輸出用のカップヌードルや中国や韓国製のラーメンなどがたくさん売られています。
いくらで売られているかというと・・・
左が赤いきつねで右が緑のたぬきの値段です。
共に2.80ユーロですから、日本から比べれば倍ぐらいということになりそうです。
赤いきつねは"Maruchan Genratener Tofu"、緑のたぬきは"Tempura Soba MARUCHAN"と記されています。
なぜマルちゃんが左が小文字で右が全部大文字かはわかりません。
ここにさらに右の写真に見られるように"赤いきつねのでか盛り"も売られていました。
こちらは3.40ユーロでした。
日本で見るデザインと同じなので、純正を輸入したのかと思いましたが、よく見るとORIENTAL NOODLESというロゴが見られ、こちらで販売できるようにこちらの規定に合わせた内容の説明シールがしっかり貼られています。
この時思わず赤いきつねと緑のたぬきを3個ずつ買いました。
このアジア食材店はかなりポイントが高いですね。