ウィーンによく見られるこの時期の花 270(ユッカ)

もう6月も今日が最後です。

今年のウィーンは6月から真夏になり、日中の気温が30℃に達した日は、おそらく今日は30℃を超えますから今日を入れて13日です。

6月26日は日中の気温は35℃を超えました。

それ以外は27℃~30℃ぐらいの暑い日が多かったです。

 

さて、この時期は咲いている花も少なくなり、緑が多くなっているウィーンですが、前回はアメリカキササゲを話題にしましたが、今日のこの花もウィーンの色々な場所で見られます。

 

こちらはドイツ語で

Palmlilien(パルムリーリエン)とか

Yucca (ユッカ)、

学名でもYucca,

日本ではユッカとかイトランと呼ばれています。

リュウゼツラン科、イトラン属で、常緑の植物で多年生です。

 

原産は北米といわれ、砂漠気候区分に属する乾燥した地域に多く見られます。

イトラン属は49種あるそうで、中米から北米にかけて多く自生しています。

17~18世紀に原産地から各地に移植され、開発されました。

 

髙さは1.5m~2mぐらいで、とてもたくさんの遠くから見ると釣鐘状のような花を咲かせます。

花の色はクリームのような白です。

葉は剣のように真っすぐ立ち上がっていて、厚みがあります。

イトランという名称は、葉から白い繊維が糸状に出てくる特徴があり、それが由来とされています。

耐暑性や耐寒性があり、水をあまり必要としませんが、でもしっかり水をあげれば高く豊かに成長します。

 

こちらでは観賞用として、庭、公園などに多く見られます。

 

写真は2019年6月27日11:30頃、市立公園で撮影しました。

 

 

 

 

 

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