今年3月15日にウィーンは世界で一番住みやすい街に10年連続で第1位となったことを話題にしました。
ウィーンが大好きな私にとっては非常に嬉しい結果となりました。
個人的にもウィーンは生活すること、人生を歩んで行くことに関してクオリティーが高い・・・ということを実感しています。
地元の人はそれを意識しているかどうかはわかりませんが、ウィーンの街を歩けば優雅さと上品さだけではなく、生活のリズムも何となくゆったりしていることを感じます。
さて、この環境都市調査を毎年行っているMERCER(マーサー)は、今年は治安面の関してのランク付けも発表しました。
今日はそれをちょっと見てみましょう。
1. | ルクセンブルク(ルクセンブルク) |
2. | バーゼル (スイス) |
2. | ベルン(スイス) |
2. | ヘルシンキ(フィンランド) |
2. | チューリッヒ(スイス) |
6. | ウィーン (オーストリア) |
7. | ジュネーブ (スイス) |
7. | オスロ(ノルウェー) |
9. | オークランド(ニュージーランド) |
9. | ウェリントン(ニュージーランド) |
MERCER (マーサー・・・世界最大の組織・人事マネージメント・コンサルティング会社)は毎年世界231都市を、政治、経済、社会福祉、教育、医療、文化、自然など39項目を様々な角度から調査しランク付けを行っています。
左の表は「世界生活環境調査・都市ランキング」ですが、その治安面です。
総合点で10年連続トップだったウィーンは残念ながら治安面では第6位です。
それでもウィーンはベスト10にランクされています。
オーストリアは永世中立国、その首都ウィーンには国連都市があることもその理由のひとつです。
第1位はルクセンブルクですね。
スイスのバーゼル、ベルン、フィンランドのヘルシンキ、スイスのチューリッヒの4都市が第2位です。
スイスの都市が4つもランクされていますが、スイスも永世中立国ですね。
ジュネーブも国連都市がありますから、オーストリアと似たような立場です。
ただ・・・
オーストリアはスイスと違い、EUに加盟していますし、通貨もユーロが導入されていますので、スイスのような孤立国ではありません。
治安がいいということは旅行者にとっても非常に嬉しいことですね。
御興味があれば以下マーサーのサイトを御覧下さい。
https://mobilityexchange.mercer.com/Insights/quality-of-living-rankings