バックなどは椅子に掛けないように!

今日はスリに関してのお話です。

オーストリアは永世中立国であり、その首都ウィーンには国連都市もあるのでウィーンはヨーロッパの中ではもっとも治安がいい街のひとつだと思います。

しかし、オーストリアは物価がそこそこ高い国であり、EU諸国のまだまだ物価が安いブルガリアやルーマニアなどからも多くの人が入りやすくなっているため、残念ながらスリの話は聞きます。

 

 

日本からの団体ツアーでは、ウィーン以外にプラハやブダペストも訪れるルートが多く、スリはもちろんオーストリアだけに限ったことではありません。

プラハやブダペストでスリに遭われてしまった団体ツアーのお客様をウィーンで御案内することが最近重なりました。

団体ツアーだから守られているとか、個人で旅行しているから危ないとか・・・これは全く関係ありません。

日本はそういう面では非常に安全ですし、置き忘れた財布やバックが出て来ることをよく聞きます。

私も以前家族と日本を旅行している時に、新幹線の中に何十万円もの現金が入っているリュックを忘れて下車してしまい真っ青になったことがあります。

さすがに日本ですね。東京駅の新幹線の駅長室で無事に受け取ることができました。

 

スリに遭われたと前述しましたが、実際は朝食中にバックを椅子に掛けたままビュッフェに取りに行っている時にバックが消えていたという状況ですから置き引きですね。

しかも数十秒という短い時間に持って行かれているんですね。

 

別のケースではウィーンのレストランで昼食時に実際に起きたことですが、本人がバックを椅子に掛けていて、その椅子に座って食事をしている間にバックを持ち去られたということです。

どこか別の国から来た心が腐った観光客が通りすがりにバックを持って行ってしまうとしか考えられません。

 

ウィーンでは強引にバックなどをひったくられる話はまず聞いたことがありませんが、置き引きや混雑している場所でのスリの話は最近よく聞きます。

地元人よりもルーマニアなどの外国から入って来た人がスリを働くことが多いです。

 

バック類などは必ず手の届く所で意識しながら街を歩いて下さい。

いかなる場合でも食事中バック類は椅子に掛けず、必ず目の届く所で管理して下さい。

 

 

 

 

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