今日から6月です。
木曜日がキリスト昇天でしたので、昨日も休みを取る人が多いので長い週末です。
ウィーンの週末の空気はいいですね。
さて、ウィーン国立オペラ座は、ウィーンの街を歩く上でシンボル的な存在です。
団体ツアーの集合場所にもよく使われ、個人で旅行される方もきっと目印にしているはずです。
リンク道路沿いの歴史的建造物であり、美しいルネッサンス様式が印象的ですが、今年2019年は国立オペラ座のちょうど150周年にあたります。
今年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートでも休憩時間には国立オペラ座がテーマとなりました。
ここはオペラを見に行かない限り個人的に見学することができないので、国立オペラ座が提供しているガイドツアーに参加する必要があります。
年間を通して国立オペラ座ガイドツアーに関しての質問をよく受けますが、このガイドツアーが最近かなりの行列ができる大混雑となっています。
国立オペラ座のガイドツアーは、演目やセキュリティーの関係で不定期で行われています。
不定期と言ってもかなりの割合で毎日行われます。
しかし、オペラシーズン中は1日2回、14:00と15:00であることが多く、限られた時間ですのでその時間帯に集中するわけですね。
日本語ガイドツアーもたいてい15:00にあり、国立オペラ座のサイトでも2ヵ月先のガイドツアー情報が見られますが、何語であるかは掲載されていません。
そのため国立オペラ座ガイドツアーの入り口に掲げてある案内板を確認することをお勧めします。
上の写真は国立オペラ座のガイドツアーを待っている方々です。
正面階段ホールですが、ガイドツアー参加者の皆さんで溢れています。
こちらの写真は中央階段から眺めていますが大混雑していますね。
このような状況が最近よく見られます。
7月、8月は公演がないので、ガイドツアーは10:00から16:00まで毎時行われ、日本語も13:00と15:00に2回行われることが多いです。
その時に時間がある日本の皆様も多く参加されています。
私はオーストリア国家公認ガイドとして、ガイドツアーが提供されている時間帯であれば、皆様だけを単独で御案内できますので、ゆっくり写真を撮りながら快適に見学できます。