今年の5月は天気が本当に不安定です。
曇り、雨が多く、しかも過去28年間最も寒い5月と新聞にも掲載されていました。
地球温暖化で世界的に本来の気候が少しずづですが変わって来てますね。
皆様にも青空でのウィーンの街並みを見て頂きたいですね。
さて、前回のウィーンによく見られるこの時期の花ではニセアカシアを紹介しましたが、今日はピンクの印象的な花です。
こちらはドイツ語でLiebliche Weigelie、
学名ではWeigela florida,
日本名ではオオベニウツギ(大紅空木)です。
スイカズラ科、タニウツギ属の落葉低木です。
原産は中国、日本の九州、朝鮮半島ということになっています。
"Weigela"はドイツの植物学者
Christian Ehrenfried Weigel(1748-1831)に因んでいます。
花が枝に多く咲き、大変に存在感があります。
-25℃ぐらいまでの耐寒性があり、育ていやすいと言われています。
開花時期は5月~6月、花の色はピンク、濃紅色、ピンクから白っぽくなるものなどがあり、3cm~5cmぐらいの幅でしょうか。
高さは2m~3mぐらい、葉は5cm~10cmぐらいで先端部は尖っていて、葉の外側には薄い黄色の線が入っていることが多いです。
たくさんの美しい花を咲かせること、あまり高くならいことや育てやすいこともあり庭や公園などに好んで植えられています。
写真は全て2019年5月18日11:30頃 Botanischer Gartenで撮影しました。