ウィーンには様々な博物館があります。
一般的な観光で多くの方が訪れるシェーンブルン宮殿のような宮殿もある意味では博物館的ですし、美術史博物館のような美術館や作曲家の家、国立オペラ座やシュテファン大聖堂・・・ウィーンでの観光ポイントは切りがありません。
それだけウィーンの街は奥深くて魅力的ということですね。
さて、ウィーンらしくない一種の博物館として去年マジックヒストリーツアー"TiME TRAVEL" を紹介しましたが、そのような博物館のひとつであるMuseum der
Illusionen(イリュージョンミュージアム)を紹介します。
Museum der Illsionen(イリュージョンミュージアム)は2017年7月にオープンした新しい博物館で、ウィーン旧市街一角のWallnerstraße 4番地にあります。
この場所の近くには歩行者天国のひとつであるKohlmarkt、また地下鉄3号線のHerrengasse駅がありますが、人通りがあまり多くない目立たい所に入口があります。
通りに面した入口から入ると、すぐ左側にこの博物館の入口があります。
時間によっては混雑するので、入場するまでの行列がよく出来ています。
左上の写真が入口で、すでに並んでいる人が多くいます。
中に入るとショップになっていて、そこに窓口があり入場料を払います。
Illusionnen・・・名前の通りイリュージョンなので、幻覚、錯覚を体験できます。
子供の頃何かの本で見たような錯覚が起きる絵がいくつも掲げられていたり、実際にその場所で動かしたりして楽しむ物、また隅に誰かを座らせて、自分が巨大に見えるコーナーや、自分の顔が料理皿の上に見えるコーナー、また大人よりも子供が大きく見える空間、人間が傾いているように見える空間などなど70以上の錯覚、幻覚が楽しめます。
左上の写真は人間の顔サイズで映る万華鏡です
右上は真っすぐな橋なのですが、周りが回転しているため、やがて自分もバランス感覚が失われてふらついてしまいます。
この空間は人によっては気分が悪くなるかもしれません。
子供から大人まで幅広く楽しめるこのMuseum der Illsionenは毎日10:00~20:00までオープンしています。
入場料は
大人12ユーロ
子供(5~18歳)8ユーロ
シニア、学生10ユーロ
家族チケット(大人2人、8~18歳の子供2人) 30ユーロです。
週末は地元の家族連れで混雑することが多く、20~30分待ちが普通です。
博物館館内は写真もOKで、実際に写真を撮影してイリュージョンがもっと大胆に演出されるスポットもあります。
時間がある方はちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。