免税手続きの最新情報は追記(2022年9月23日)を御覧下さい。
2019年4月1日からウィーン国際空港での免税手続きが変更となっています。
これに関してはすでにこのコーナーでも数回取り上げていますので以下御参照下さい。
ウィーン国際空港での免税手続きはオーストリア税関からの委託を受けて
E Validationが行っていますが、免税手続きの流れは以前と変わりません。
私も4月1日から空港に何回も行ってますが、時間帯によってE Validationの混雑状況が全く違います。
これはフライト時間に関係するので、ある意味では運です。
さて、今日は意外と皆さんからの質問が多いウィーンからチューリッヒ経由で(もちろんチューリッヒでは乗り継ぎということが前提です)日本に帰る場合の免税手続きについて少しまとめておきます。
ウィーンからチューリッヒ(ZRH)経由で日本に帰る場合はスイス航空(LX)を利用される方がほとんどだと思います。
スイス航空のチェックインカウンターはターミナル3のオーストリア航空のカウンターです。
オーストリア航空のロゴが大きいので、一瞬見えないかもしれませんが、スイス航空のロゴも小さいですが記されています。
スイスはEUではありませんが、シェンゲン条約に加盟しています。
そのためウィーンからチューリッヒに飛ぶ時にはパスポート審査はありませんが、免税手続きはウィーンの空港で行います。
免税手続きは、スーツケースに免税品を入れた場合はチェックイン前にE Validationで手続きし、手荷物であればチェックイン後、搭乗券チェックを通り、その後のセキュリティーを済ませた後に行います。
スイス航空はFゲートから飛びますが、このゲートはシェンゲンエリアです。
Fゲートの手荷物用のE ValidationはF2にあり、係が常駐していないので、もし係がいない場合は呼び鈴を押して係を呼んで下さい。
手続きの流れは一緒です。
免税手続きはEUの最後の都市で手続きするという規則なので、直行便で日本に帰る場合はパスポート審査の後、手荷物用の窓口で免税手続きをするわけですが、スイスの場合パスポート審査はチューリッヒで行われるので、ウィーンでは国内線扱い、でも免税手続きはウィーンで済ませるわけです。
スイスはシェンゲン条約に加盟していても、EUではないということが少し混乱させますね。