先週の水曜日から天気が悪くなり、気温が下がって昨日までは10℃を超えない肌寒い日が続きましたが、今日からまた日中15℃を超えそうです。
復活祭まであと1週間を切りました。
クリスマスとは比較になりませんが、復活祭の空気もいいですね。
年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要ですが、宗教的には復活祭の方が重みがあるでしょう。
実際復活祭と言っても、キリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝う空気の方が強く感じます。
復活祭のシンボルを何の予備知識なく見たら、キリストとは結びつき難いですよね。
さて、Freyungの復活祭市、シェーンブルン宮殿の復活祭市と話題にしましたが、もうひとつ今日はAm Hofの復活祭市の様子をお届けします。
Am Hof はウィーンの旧市街地の中で、建物に囲まれている広場としては一番大きく、ローマ時代からの重要な広場で、長さ110mx60m(短い所は約30m)です。
ここで紹介したFreyungからとても近い所にあります。中世の頃1155年、バーベンベルク家のハインリヒ2世がここに宮廷を置いたり、ハプスブルク家のフランツ2/1世がオーストリア帝国を宣言した場所でもあり、 映画「第三の男」でも登場したりと話題が多い広場です。
ここにはクリスマス市と全く同じように復活祭市が出ています。
この広場にはバロック様式がとても印象的なアム・ホーフ教会や、広場の中央には黒のマリア像が立っています。
この広場の真ん中部分に約60の屋台がさらに囲むようにして立っています。
この日は4月7日の12:00頃ですが、意外と多くの人が訪れていましたね。
この場所はシュテファン大聖堂からだとグラーベンを通って、王宮があるコールマルクトではなく、もっと奥に600m程歩いた所にあります。
繁華街からちょっと外れたような所ですが、逆に多くの観光客がいない所で、地元の人が多く来ています。
ここは周りの建物も美しいので、それを眺めながらゆっくりしてもいいでしょう。
ここは4月5日~4月22日 月~木 11:00~ 20:00、金~日 10:00~ 20:00、フード系は21:00までです。